「貧困女子高生たたき」と勝手に誤解するマスゴミ達

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NHKの貧困を取り上げたドキュメンタリーが炎上した件で、その後「炎上させた方が悪い」という論調の記事がたびたび出ています。

<貧困>「貧乏人らしく」女子高生たたきの大誤解

これって本気で書いているのでしょうか?

だとしたら誤解しているのは、間違いなく記者の方です。

なぜ、この問題が叩かれているのか、もう一度おさらいしてみましょう。

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叩かれているのはNHKである

事の発端はNHKのニュース7で取り上げられた「貧困問題のドキュメンタリー映像」。

ここに当事者として登場した女子校生が「PCが買えないから、キーボードだけを買ってもらった」などのエピソードを交え貧困を訴えました。

しかし、その画面に映り込んだ高級ペンを不審に思った視聴者が、女子校生のツイッター垢から、貧困とは思えない生活ぶりを見つけたことで炎上となったのです。

これに対し↑で挙げた記事などには

  1. 絶対的貧困と相対的貧困を同列にあつかってはいけない
  2. 相対的貧困として登場した勇気ある女子校生を叩くのはいかがなものか
  3. 「支援を受けたいなら貧乏人らしくしろ」っていうメッセージに思える

などとして、女子校生を擁護しています。

確かに2については私も同意見ですし、素人の女子校生を大多数の大人が叩く構図は見ていて不快です。

ですが、これは今回の件において本質的な問題ではありません。

今回の件で何より問題なのが、NHKが誤った演出方法を取ったことです。

NHKのこの演出こそが、女子校生を苦しめるきっかけを作ったのです。

では、NHKは何を間違ったのか?

それはこのドキュメンタリーを「絶対的貧困」の問題に見せかけようとしたことです。

上で書いた「PCが買えないからキーボードを買ってもらい練習している」というエピソードは明らかに女子校生の家庭をより貧乏に見せたいという演出です。

視聴者からすればこの映像を見て「あぁ、この家は6,7万円のPCも買えない家庭なんだな」と捉えるのは自然なことでしょう。

そう思わせておきながら、あとからボロが出て「いやいや、普通に生活してるから」というのでは納得がいかない人が多くなるのは当然です。

もし、NHKが最初からありのままの彼女の生活を描いていればここまで叩かれることもなかったと思います。

確かに一目で分かる貧困ではないので、問題が捉えにくくなる懸念はあります。

ですが、「世間では一般的だと思われてる状態でも実は貧困なんだよ」という風により身近に貧困について考えさせるチャンスでもあったと思うのです。

それを「安易な見えやすい貧乏演出」で台無しにしてしまったNHKの罪は重いといえるのではないでしょうか?