文化財と国宝の違いは?どんなものがあるの?【8月29日は文化財保護法施行記念日】

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8月29日は文化財保護法施行記念日です。

1950年に施行されたこの法律は、文化財の保存・活用と、国民の文化的向上を目的としています。

しかし、文化財ってどんなものがあるかご存じですか?

イメージしやすいのは陶器類の財宝とか古くからある寺院だと思いますが、それ以外にもかなり幅広い物が文化財と言われています。

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文化財とは?

そもそも文化財とは人間が作り出したものの中で、歴史があり、文化的価値が高いものを指します。

国で定められた文化財とは以下のようなものがあります。

●美術品

絵画・彫刻・工芸品・古文書・歴史書など

●建造物

寺院・工場など

●無形文化財

芸能・伝統技術

●史跡名勝天然記念物

遺跡・景観・自然物など

最後の史跡名勝天然記念物は、「人間が作り出したもの」という文化財の定義からは外れているようなものもありますが、自然も国の宝ということで文化財扱いになっているんでしょうね。

文化財と国宝の違い

重要文化財の他に似たような使われ方をする「国宝」って言葉がありますよね。

この2つはどういった違いがあるのでしょうか?

国宝とは有形文化財のうち、特に重要だと国が指定したものを言います。

例えば、歴史の教科書にも出てくる源氏物語絵巻、阿弥陀如来坐像慶長遣欧使節関係資料、中尊寺金色堂などが国宝に当たります。

一方、無形文化財のうち、特に重要なものを無形重要文化財と呼び、それが個人に限定される場合は人間国宝などと呼びます。

史跡名勝天然記念物についても、特に重要なものは特別名勝(良い景色)、重要文化的景観(文化・歴史的に価値のある景観)、特別天然記念物(珍しい動植物)などと呼び方が異なります。

特別天然記念物っていうのはたまに耳にしますよね。

これは主に絶滅危惧種やその地域にしか生息しない、数が少ない動植物が対象となっているようです。

更にこれらの文化財から世界的に見ても価値があると思われるものを国がユネスコに申請し、ユネスコが許可したものが世界遺産となります。

つまり、国にとっても文化財の重要度は

世界遺産 > 国宝 > 文化財

と順番になります。

文化庁のサイトでは、文化財の一覧を見ることができます。→国指定文化財等データベース

これを見て、日本古来の文化に触れてみるのも面白いかもしれませんよ。