ハビタブル惑星の定義とは?地球もハビタブルゾーンから外れる可能性が!?

出典:http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170223-00000011-jnn-int

NASAが39光年離れた太陽系外に、3つのハビタブル惑星を発見したと発表しました。

この3つのハビタブル惑星は「TRAPPIST-1」という恒星の周りを回っている星々とのことです。

さて、ネットでは早くも「40光年先に移住先発見!」「地球外生命体がいるかも!?」などとも言われていますが、ハビタブル惑星とは一体どういう惑星のことを言うのでしょうか?

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ハビタブル惑星とは?

ハビタブル惑星とは日本語にすると「生命居住可能惑星」となります。

訳した感じだと「地球人が移住できたり、地球外生命体がいるかもしれない星なんだ」と思えますよね?

しかし、ハビタブル惑星は定義上「生命が存在する」とか「住める」という意味ではありません。

まず生命が存在するにはどうしたら良いかを考えてみましょう。

人類がこれまで発見した生命は地球にしか存在しません。

ですから、偉い研究者の方々は地球の環境に近い星を探すのが生命発見の近道と考えています。

地球とは全く異なる環境に適応できる生物もいないとは言い切れませんが、それを言い出すととっかかりさえ掴めませんからね。

で、その「地球に類似した星」の条件は様々考えられますが、水が液体で存在できること、を基準に現在は観測が進められています。

水は生命の源とも呼ばれていますし、水が無ければ生命は存在できないと言われますよね。

ですからまずは、水が液体として存在できる星を探しているのです。

恒星に近すぎる星では水は水蒸気となり液体のまま留まれず、また遠すぎても水は氷となってしまいます。

水が液体のまま存在できる恒星との距離をハビタブルゾーンと呼び、その範囲内に入っている惑星をハビタブル惑星と呼びます。

つまり、ハビタブル惑星とは単純に「水が液体のまま存在する惑星」の意味であり、そこに生命がいるかどうか、人間が移住できるかどうかはこれだけでは分からないのです。

地球もハビタブル惑星から外れる時が来る!?

当たり前ですが、地球はハビタブル惑星の一つです。

しかし、ハビタブルゾーンは常に一定ではなく、移動していくもののようです。

理由は恒星(太陽)の規模が一定でないためです。

太陽はもともと今ほどの温度・明るさはなく、45億年前は現在の70%の明るさだったと言われています。

それが徐々に規模を大きくして現在の太陽になっているんですね。

現在も太陽は拡大を続けており、どんどん明るく熱くなっています。

太陽が大きくなると、当然地球に降り注ぐ熱量も増え、水がどんどん蒸発していくことになります。

約50億年後には、太陽は今の2倍の規模になり、地球は完全にハビタブル惑星から外れてしまうと言われています。

まぁ50億年と言えば全く気の遠くなるような先の話ではありますが、「人類が住める星」という意味ではもっと早くに寿命が訪れることは間違いありません。

数億年後の未来にもし人類が生き残っているとすれば、本気で惑星移住を議論しているかもしれませんね。

その時までに○○光年までの宇宙旅行ができるようになっていれば良いのですが…。

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