貧困ビジネスの種類とその実態、貧乏から抜け出せない人達

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NHKの子どもの貧困を取り上げたドキュメンタリー番組が今話題になっています。

出演した女子校生がTwittrなどにアップしていた写真から、全く貧乏と思えない生活実態が明らかになってしまったからです。

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こういった裏付けのない取材などに対し、Twitterでは「貧困ビジネスいい加減にしろ」という言葉が挙がっていました。

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貧困ビジネスとは?

では貧困ビジネスとは具体的にはどういう意味なのでしょうか?

Wikipediaでは次のように定義されています。

貧困ビジネス(ひんこんビジネス)とは、「貧困層をターゲットにしていて、かつ貧困からの脱却に資することなく、貧困を固定化するビジネス。

確かに今回の番組により、貧乏学生の実態を知ってもらうどころか「貧乏なんて実はそんなに大変じゃない」とか「散財してるから貧乏なんだ」という印象を与えてしまったかもしれません。

そういう意味では貧困を助けるどころか、貧困へのより強い差別を生む番組になってしまった可能性もあり、確かに貧困ビジネスの定義には当てはまりますね。

貧困ビジネスの種類と実態

ではその他の貧困ビジネスにはどのようなものがあるのでしょうか?

労働者派遣業

日雇い派遣は一度始めると、そこから正社員などの職にステップアップするのが難しいと言われています。

なぜなら低賃金で働き続けなければ生活することができず、休んで就職活動することもままならない状況に陥ってしまうためです。

このような日雇い労働者の中には、家を持てずにネットカフェで寝起きしている人達もいるようです。

無料低額宿泊所など

生活保護を受けた人を住まわせ、保護費の大半を宿泊費・食費などの名目で搾取する施設です。

俗に「囲い屋」とも言われています。

全ての無料定額宿泊所がそういう訳ではないかもしれませんが、問題になっていない施設でもボロボロの生活環境に住まわせて高額な宿泊費を取るところは実際に多いです。

ここにいる間は就職活動もまともにできないため、社会復帰がおくれる原因にもなっています。

パチンコなどのギャンブル

これは貧困者本人の問題でもあるのですが、パチンコで生活保護費を使いはたしてしまう人もいます。

ネットなどでも言われているようにパチンコに流れている生活保護費はかなりの額になるでしょう。

病院

一部の病院では、生活保護受給者に必要のない過剰な薬を処方して儲けている事例があります。

生活保護者自身はお金を支払う必要がないので、多く処方されても別にいいかってなっちゃうんですね。

最近では徐々に取り締まりが厳しくなっているものの、病気は本人と医師しか分からないところもあるので、なかなか全てを取り締まるのは厳しそうです。

生活保護を受けさせる支援者

貧困者の悩みを聞いて、生活保護を受ける際に一緒に役所に赴き、無事に保護費を受け取れることになった後、保護者から毎月保護費の何割かをピンハネする人達です。

最低生活費の中から何割かを持っていかれてしまうため、保護者はいつまで経っても自立した生活を送れません。

貧困ビジネスに対策はできるのか?

上記のような貧困ビジネスは「貧困者を貧困者でい続けさせる」という部分に問題があるのですが、一方で別の側面もあったりします。

例えば、日雇い派遣は毎日定期的に働けない人にとっては良い受け皿になりますし、無料定額宿泊所みたいな施設がなければホームレスに堕ちてしまう人もいます。

ですから、こういった事業の良い面・悪い面を見て総合的に判断する必要があります。

また、明らかに貧困者や国の支援の妨げとなる、病院での過剰処方・支援者のピンハネについても、貧困者自身がこういった事にNOを突きつけられるようにならないと、一般的な対策では難しいかと思います。

ただ、貧困者自身が弱い立場にあるため、NOと言うのも難しいんですよね…。

つまり、これからも貧困ビジネスはまだまだ安泰。

私達はここまでの貧困に陥って搾取され続けないように気を付けていく他ありません。