曜変天目茶碗の値段が凄い!「なんでも鑑定団」で最高価値の茶碗とは?

出典:http://nazo108.sblo.jp/article/114620213.html

12月20日の「お宝鑑定団」にて、曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)というお宝が登場!

骨董マニアが驚くほどの価値あるものだそうですが、素人にはなかなか凄さが分かりませんよね。

そこで、今回は曜変天目茶碗の凄さや、値段にするといくら?という部分について調べてみました。

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曜変天目茶碗の凄さとは?

意図的に作れない

この茶碗の特徴は、漆黒の器の内側に星のように光る斑点が散りばめられているのが特徴だそうです。

この光のような斑点は見る角度によって虹色に輝き、その様子は「器の中に宇宙が見える」とも言われています。

この虹色の光の斑点を作る条件は、現在でも完全に解明されていません。

つまり、今の技術を持ってしても意図的に作り出すことが不可能な物ということですね。

最近の分析結果をもとに再現は何度も試みているようですが、これまで成功は1度もしていないそうです。

当時の人がこれを意図的に作ったのか、偶然できたものなのかも研究者の中で意見が分かれています。

ほとんど現存していない

元々、曜変天目茶碗は南宋で作られたものだとされています。

しかし、中国ではこれまで器の形のまま発見されたことはなく、現在残っているのは、日本に輸入された3点だけとされてきました。

これまで見つかっていた茶碗は以下の3つ(4つ)です。

  • 静嘉堂文庫蔵
  • 藤田美術館蔵
  • 大徳寺龍光院蔵
  • (MIHO MUSEUM蔵)

このうち、上の3つは国宝に指定されています。

最後のMIHO MUSEUM蔵の物については、「曜変天目茶碗ではないのでは?」という異論もあり、一般的に曜変天目茶碗には数えられず、国宝でもありません。

しかし、それでも重要文化財となるほどのお宝です。

日本の歴史とも密接に関わっている

曜変天目茶碗は、日本では室町時代から最高級の陶器として扱われてきました。

ですから、時の権力者が重宝した器でもあった訳です。

この茶碗は、足利義政、織田信長、徳川家光、春日局、黒田長政、水戸徳川家、岩崎小弥太(岩崎弥太郎の甥)、藤田平太郎(藤田財閥の2代目総帥)などが持っていたとされています。

このような歴史上の人物が持っていたとされることで、器の珍しさだけでなく、歴史的にも価値のあるものとなっているのです。

実は記録上では「曜変天目茶碗はもう1碗あった」とされていました。

今回の「なんでも鑑定団」で紹介される茶碗がその最後の一つの可能性もあります。

番組で登場する茶碗はどうやら、三好長慶(みよしながよし)の子孫から買い取ったものだそうですね。

三好長慶とは、室町幕府将軍を京から追放し、織田信長に先行して機内で活躍した戦国大名。

最終的に織田信長によって滅ぼされてしまいますが、この前には室町幕府を追いだすくらいの有力大名だった訳ですから、国宝を持っていても全然おかしくないですね。

この器だけは信長の手に渡すことなく、後世まで守り続けてきたのかもしれません。

曜変天目茶碗の値段はいくらになる?

このように歴史的にも、デザイン的にもロマンが詰まった曜変天目茶碗。

ネットでは16億円の価値などという噂がされています。

確かに日本の天下人が持っていた器であればそれくらいの価値はありそうですね。

※番組の鑑定額は2,500万円でしたね。

全然違うやんw

ただ、この鑑定を依頼した人がそのお金を受け取れるのかどうかは分かりません…。

本来、国宝級のお宝を発見した場合、文化庁が値段を策定し、国が買い取る義務があるのだそうです。

そしてそのための予算も、毎年15~20億円が組まれています。

しかし今回の場合、かなり高額なお宝ですし、番組を通して、国民に知れ渡ってしまいました。

もし、買い取りを希望しようものなら日本国民からの妬みとかが凄いことになりそうなんですよね…。

ですから、持ち主の経済状況もあるでしょうが、「寄付」って形で国に納めることになるんだろうな…という感じしかしません。

持ち主からすれば、「もっと目立たずに鑑定してもらえば良かった…」って思っているかも…。

本当に価値のあり過ぎるお宝はこっそり鑑定しましょうw