国連を分かりやすく解説!どんな仕事をしてる?未加盟国は?【10月24日は国連デー】

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10月24日は国連デーです。

1945年のこの日、20カ国の加盟で国際連合が発足したことにちなんで、国際デーとして制定されました。

ちなみに1971年の国連総会で、国連加盟国はこの日を公的な休日として記念するよう勧告されていますが、日本では今でも普通に平日ですね…。

さて、ニュースなどで耳にすることの多い国連(国際連合)ですが、どんな組織で何をしているのか説明できますか?

今回は国連について仕事の内容や、加盟国などを分かりやすくご説明します。

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国連(国際連合)とは?

国際連合は、第2次世界大戦終結後の1945年10月に発足した国際組織です。

目的は国際平和の維持をはじめ、経済や社会などに関する国際協力の推進など。

本部はニューヨーク。

加盟国は2016年現在、193カ国

国際連合の前身組織とも言える、国際連盟は63カ国だったので、それと比べても凄い影響力を持っていることがわかります(国の数自体が増えているのもありますが)。

「普遍性、活動分野の総合性のいずれをとっても、史上類を見ない代表的な世界的機構」と呼ばれておりある意味で世界最大の組織と言えます。

一般的に中立で悪い国をやっつける!というイメージが強いですが、これは割と偏った見方です。

国際連合は英語では「United Nations」と言います。

これは第2次大戦中の「連合国(United Nations)」と全く同じ言葉で、つまりは連合国の延長線上の組織ということ。

つまり表面上はともかく、実態としては連合国の都合の良い「国際平和」を作る組織だったんですね。

現在は日本を始めとした敗戦国も国際連合に加盟したことで、そんなイメージも払拭されつつありますが、それでも敗戦国に常任理事国が含まれていないなど不平等な扱いは未だに続いています。

また、世界の平和を守る組織なのは間違いないのですが、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国の常任理事国が軍事行動を起こした場合、国連は止める術を持ちません。

多くの紛争でこの5大国は顔を出すことになるため、結局国連は身動きが取れないことも多かったりします。

国連未加盟の国は?なぜ加盟しないの?

上述した通り、国際連合に加盟している国は現在193カ国あります。

では世界に国はいくつあるのかご存じですか?

日本国の定義によれば、現在ある国は196カ国なんです。

日本が国と認めている中で3つの国だけは国連に加盟していないのです。

その国とはどこか?またこの理由はなんでしょうか?

バチカン市国

まず非加盟国の代表と言えるのがバチカン市国です。

ここは非加盟国ではありますが、国連のオブザーバー国(議決権はないが会議を傍聴できる)という立場にあり、国連としても国として認められています。

バチカンがなぜ議決権を放棄し、オブザーバーになっているか明確な理由は公表されていませんが、カトリックの総本山であり教皇がいる国ですから、そんな国が持つ1票の影響力は計りしれません。

その大きすぎる影響力を行使しないためオブザーバーという立場にいるということも1つの理由として考えられています。

クック諸島・ニウエ

あまり聞き馴染みのない2国ですが、この2国も日本が国として認めている立派な国家です。

しかし、国際連合には未加盟です。

その理由はこの国のシステムにあります。

この2国はニュージーランドと自由連合を結び、防衛や政治の一部を委託している関係にあります。

そのため、ニュージーランド領ではないのですが、この2国の住民はニュージーランドの国籍を持っているという、ちょっとおかしな関係なのです。

日本は独立国として認めていますが、国連はこの2国を独立国として認めていないため、未加入の状態なんです。

日本でも国としてカウントしていない国家

日本が国として認めている国で未加入なのは上記の3つのみですが、その他にも世界には日本も国連も独立国として認めていない国が沢山あります。

例えば身近なのが、台湾です。

台湾は独立国であることを主張していますが、中国がそれを認めず、日本を含め多くの国々には認められておらず国交がない状態になっています。

他にもパレスチナ、コソボ共和国など19の地域がこの「国家として認められない」という理由で国連に未加入の状態となっています。